ローヤルゼリーって何?

「生ローヤルゼリーを食べやすくするには(牛乳・ヨーグルト)

舌先がピリピリしたり、独特な風味を感じたりする生ローヤルゼリーの特徴は、成分に含まれているデセン酸の影響です。新鮮で栄養豊富なデセン酸の含有量が多いローヤルゼリーほど、酸味や苦みが強く感じられます。

生ローヤルゼリーの独特な風味が苦手で摂取をためらう方もいますが、牛乳やヨーグルトなど乳製品を使用することで飲みやすくなるため、継続的なローヤルゼリーの摂取が可能です。

牛乳でローヤルゼリーを割る

健康的な体の維持のために飲むことを推奨されている牛乳。良質なタンパク質や豊富なカルシウム、ビタミンなどを含み子供から大人まで幅広い層で飲まれています。吸収率の高いカルシウムは、骨や歯の形成を助けると同時に、精神を安定させる作用を持ちます。

牛乳でローヤルゼリーを割ることで独特な酸味や苦みが緩和。飲みやすくなるだけでなく、次のような効果が期待できます。ローヤルゼリーに含まれるビタミンDは肝臓や腎臓に代謝されることで、牛乳から摂取したカルシウムの吸収をサポート。ローヤルゼリーの含有量では不足がちなカルシウム量を、牛乳と合わせて飲むことで補う効果が期待できます。

牛乳を加熱しないこと

精神を安定させる作用を持つ牛乳を温めることで、更にリラックス効果を得ることができますが、ローヤルゼリーと混ぜる場合に牛乳を加熱することは好ましくありません。

ビタミンCやミネラルなど、ローヤルゼリーに含まれる栄養素の中には、熱に弱い性質を持つ成分があるためです。豊富な栄養素を損なうことなく摂取するためにも、冷たい牛乳でローヤルゼリーを割ることを心掛けましょう。

ヨーグルトとローヤルゼリーを混ぜる

生ローヤルゼリーの酸味や苦みをヨーグルトの酸味でやわらげる食べ方も、多くの方が取り入れている方法です。また、ヨーグルトに含まれているビフィズス菌は、腸内環境を整える働きがあります。

腸内環境が整えられると、神経伝達物質セロトニンの分泌が促され、睡眠ホルモンであるメラトニンを生成。質の良い眠りに繋がり、自律神経の乱れを整える効果があります。ローヤルゼリーの成分中にもセロトニンや同じ働きを持つデセン酸が含まれているため、ヨーグルトと混ぜることにより、相乗効果に期待が持てます。

混ぜるときの注意

生ローヤルゼリーに混ぜるヨーグルトは、無糖タイプのヨーグルトが理想的です。
加糖タイプは甘さもあり食べやすいのですが、体内にはいった糖を代謝する際に、脳神経系の働きを整えるビタミンB1がより多く消費されます。

エネルギーを生産する代謝そのものは欠かせませんが、ビタミンB1などローヤルゼリーの栄養素を損なうことなく摂取するためにも、無糖タイプのヨーグルトを選びましょう。

混ぜ合わせて食べるときの注意点として、使用するスプーンは木製かプラスチック製を選びます。これは、金属に触れることで生ローヤルゼリーは反応を起こし、含まれている成分の酸化が起こる可能性があるためです。